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どら焼き 和果

 

開業から数年でここまで支持され、街の誰もが知る存在となる店舗は珍しい。どら焼き 和果(どらやき わか)の人気の秘密はどこにあるのだろうか。

 

 

JR湯河原駅から徒歩4分。ガラス張りの部屋の中で、白衣を着た男性がせっせとどら焼きを焼いている。和果の店長・二見一正(ふたみかずまさ)さんだ。

 

 

店内には30種類ほどのどら焼きが並んでいる。定番のつぶあんのどら焼きをはじめ、バター、生クリーム、クリームチーズなど中身を工夫したもの、青島みかん、湘南ゴールド、足柄抹茶など地域の素材を活かしたもの、桜餡、シャインマスカット餡、栗餡、さつまいも餡など季節限定のもの…。思わず目移りしてしまう。

 

 

 

また、湯河原の豆腐の名店・十二庵と企画したどら焼きや、箱根の黒たまご風どら焼き、子供に大人気のチョコどら焼きなど、和果は新商品を次々に生み出している。

 

 

鉄板に生地を乗せていく二見さん

 

見事な手さばきで生地を次々にひっくり返していく

 

和果のサービスの中で究極といえるのが、どら焼きの皮の試食だ。運がいいと、焼き立ての皮を「はいっ!」と手に乗せてくれる。

 

キター!

 

あなたは焼きたてのどら焼きの皮を食べたことがあるだろうか?何も挟まなくてもこれだけで十分に商品になる…と思ったら、時々、商品として並ぶこともあるのだとか。さすが、どら焼き 和果だ。

 

縁がまだ少しカリッとしていてほんのり甘い アツアツなのは言うまでもない

 

その旺盛なサービス精神のおかげで、二見さんはあちこちから引っ張りだこだ。地域の小学校で出前授業したり、大学生のフィールドワークに協力したり、イベントに出店したり、メディアで積極的に湯河原を紹介したり…。

 

小学校での授業の様子 (画像提供:どら焼き 和果)

 

大学生たちと記念写真 (画像提供:どら焼き 和果)

 

そんな中で、もっとも大切にしているのがお客との何気ないやり取りだ。「湯河原に来るたびに二見さんに会いに行く」そんな人がどれほど多いことか。「初めて来店したのに、初めてじゃないような気がする」とお客からよく言われるそうだ。わかる気がする。

 

 

味良し、人良し。どら焼き 和果の人気の秘密は、とてもシンプルなものだった。

 

どら焼き 和果
どらやき わか

 

■住所:神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1-16-3-104
■電話:0465-63-3633
■営業:8:00~18:00
■定休:(水) (木)
■P有:5台(無料)
■決済:現金・カード・電子マネー・QR
■情報:WebSiteInstagram

 

JR湯河原駅 徒歩4分

 

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