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だんだんGOHAN

 

人が生きていくうえで欠かせない最たるものが食だ。それと同じくらい大切なものが人とのつながりだ。その両方に同時に触れることができる店がある。だんだんGOHANだ。

 

 

JR湯河原駅から1km。坂の街・湯河原にしては平坦な道が続くため、歩きやすい地域である。

 

 

11:00。開店と同時に約10種類の弁当が並ぶ。そして、それと同時にお客がなだれ込んでくる。地域の人々にとってだんだんGOHANがどんな存在なのか、もう十分にわかる光景だ。

 

スパムおにぎりを作る店主・高橋瑞枝さん

 

弁当・惣菜を販売しつつ明日のハンバーグのタネを仕込む

 

弁当は店内の厨房で調理されている。ちょっと贅沢気分に浸ることができる特選弁当をはじめ、ハンバーグ弁当、のり弁当、カレーライス、そのほかさまざまな種類の弁当が並んでいる。

 

気合いを入れたい日や頑張った日には特選弁当

 

 

そして飛ぶように売れていく。時間が無い、または我慢できない人は、店内にあるイートインスペースですぐに食べ始める。

 

この日の「日替わり弁当」キノコの炊き込みご飯・揚げ出し豆腐の野菜あんかけ・タマネギ入り豚焼肉 など

 

レジの横ではそれらを惣菜として販売している。

 

「自分の好きなおかずを選んで弁当にできる“弁当バイキング”もやってみたい」と語ってくれた

 

オススメは煮物だ。料亭や割烹の一品として出てきても遜色ない質なのだ。素材ひとつひとつの大きさや味の入れ方など、深いところまで考えられ、そして手が込んでいる。ひじきやマカロニサラダなども購入すれば、もう夕飯の準備は必要ない。

 

丁寧な下処理と優しい風味が特徴の煮物

 

冒頭で人とのつながりについて記載した。だんだんGOHANは、店主・高橋瑞枝(たかはしみずえ)さんをはじめとして、スタッフとお客との距離がほどよい。

 

通常の挨拶はもちろん、体調を気遣う言葉や日々の生活の雑談などが必ずと言っていいほど交じる。スタッフはお客の好みを覚えているため、そういった配慮もしてくれる。都会の弁当チェーンではこうはいかない。だんだんGOHANならではと言っていい。

 

アツアツのカレーをよそいながらお客と言葉を交わす

 

地域のイベント・団体・ロケ弁当など大量注文もひっきりなしに寄せられる (画像提供:だんだんGOHAN)

 

人間は社会的動物である。誰かを思い、誰かに思われて生きている。湯河原において、だんだんGOHANはその起点となっている気がした。ただ人が良いだけではない、そこには優しくおいしい弁当・惣菜が介在している。

 

だんだんGOHAN
だんだんごはん

 

■住所:神奈川県足柄下郡湯河原町中央3-9-21
■電話:090-5130-0887
■営業:11:00~15:00
■定休:(日) (月)
■P無:0台
■決済:現金
■情報:Instagram

 

JR湯河原駅 徒歩14分
「湯河原駅」バス停 → 3分 → 「中央二丁目」バス停 → 徒歩1分

 

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