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湯河原惣湯 惣湯テラス

 

「惣(そう)」とは、共同体における自治組織の総称のこと。江戸時代以降、湯河原では湧き出る温泉を「惣湯(そうゆ)」として管理・運営してきた

 

その文化と精神を受け継ぎ、2021年に開業したのが湯河原惣湯(ゆがわらそうゆ)だ。

 

同施設には大きくわけて玄関(げんかん)テラスと惣湯(そうゆ)テラスがあり、ここでは後者・惣湯テラスを紹介する。(玄関テラスはコチラ)

 

万葉公園遊歩道の奥にある惣湯テラス

 

玄関テラスの脇から千歳川沿いに遊歩道が延びる。300mの散歩を楽しんだ先に見えてくるのが、“大人のための静かなリトリート”湯河原惣湯 惣湯テラスだ。

 

施設内に入ると、そこは静寂の世界。かすかに人の気配を感じる程度だ。スタッフから説明を受け、更衣室で館内着に着替える。

 

惣湯テラスでの過ごし方は大きくわけて3つある。

 

1つ目は温泉。惣湯テラスには2ヶ所の温泉がある。ダイニング棟に併設されている“湯”は、いわゆる普通の温泉施設のように利用することができる。

 

 

脱衣所は清潔でオシャレな印象

 

自慢の温泉 熱すぎずぬるすぎず外気浴も気持ちいい

 

見上げると空の青と木々の緑

 

シャワースペースやサウナも

 

“奥の湯”は予約制。ダイニングの出口で希望時間に名前を記載して利用する。

 

奥の奥に続く道

 

奥の湯

 

温泉はもちろん万葉の森すべてを独り占めしている感覚

 

“奥のラウンジ”でひとやすみ

 

どちらも源泉かけ流し(温度調整のための加水あり)。聞こえるのは川のせせらぎと鳥のさえずりのみ。見上げれば青い空と白い雲。大自然と一体化したような錯覚に陥る。

 

過ごし方の2つ目は食事(事前予約制)。

 

前菜「小鉢八種盛り合わせ」

 

主菜「三元豚ロースト」・ご飯「真鯛の酒蒸し蒸籠ご飯」・香の物・椀物「赤だし」・甘味(写真外)

 

一品一品への思いを感じる季節の料理をゆっくりといただく。ちょっとお酒も飲んでみるのもいい。公園の美しい木々も一緒に楽しむ。

 

ちなみに、ダイニングにはフリードリンクコーナーもあるので、コーヒーなどをいただきながらのんびり過ごすのもいい。

 

広々としたダイニング 客数に余裕があれば緑が見えるように座席を案内してくれる

 

3つ目は2階にあるライブラリーで過ごす時間。ずらりと並んだ本の中からお気に入りを選んで読書する。

 

本が並ぶ圧巻の光景

 

新たな出会いがあるかもしれない

 

窓際のイスで読み始めると、いつの間にかウトウトと。忙しい現代人にとってはむしろ贅沢な時間といえる。

 

ここに挙げたのはあくまでも例にすぎない。惣湯テラスでの時間をどう過ごすかはあなたの自由だ。

 

いずれにしても、日常の喧騒を離れてここだけの時間を過ごすことができるということは保証する。ぜひ、ウェブサイトから予約して訪れてみてほしい。

 

湯河原惣湯 惣湯テラス
ゆがわらそうゆ そうゆテラス

 

■住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上704
■電話:0465-43-8105
■営業:10:00~18:00(最終入館16:30) 食事提供時間11:30~13:30
■定休:(水)・第2(火)
■P有:無料23台 / 有料12台
■支払:現金・カード・電子マネー・QR
■情報:WebSiteInstagram

 

JR湯河原駅 徒歩42分
「湯河原駅」バス停 → 9分 → 「落合橋」バス停 → 徒歩6分

 

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