mirukara

 

愛犬を「観る」「診る」「看る」。笑顔で、健康で、末永く愛犬と一緒にいるために。mirukara(ミルカラ)の活動が、地域の犬と飼い主を幸福な生活へと導く。

 

 

2020年、仲平佐保(なかだいらさほ)さんは愛犬の終末期に立ち会っていた。「最期の数ヶ月間、愛犬にさまざまなことをさせてもらえた」「悲しんだ末に、看取らせてもらえた」そんな気持ちに包まれていた。

 

同時に、「それまで、獣医任せではなかったか？」「愛犬を一番近くで一番観ていたのは、飼い主である私ではなかったか？」そんな気づきも得た。

 

一連の出来事をきっかけに、佐保さんは犬の勉強を本格的に始めた。

 

 

愛犬を外から「観る」のは、理学療法・整体だ。

 

ストレッチやマッサージは愛犬を癒すことに加え、体の変化を察知することにもつながる。自力で立ち上がり、飼い主と遊んだり散歩したりできるのは、犬にとってもっとも幸せなことである。

 

愛犬を内から「観る」のは、食事療法だ。

 

犬は自分で食べるものを選ぶことはできない。だからこそ、飼い主は愛犬の体調や心情を読み取り、食事を工夫することが求められる。体が食べ物でできているのは人間も犬も同じだ。

 

 

こうしたことを、佐保さんは専門家のところに通って学び続けている。資料の量は膨大だ。そして、施術や講座、イベントという形でそれを人に還元している。理論と根拠に自身の経験を織り交ぜて、わかりやすく伝えている。

 

 

 

 

「一定の知識や技術はお教えすることができます。でも、教科書通りにはいきません。その子を一番知っているのは飼い主さんです。だから“飼い主力”を上げていきたいんです。本当の意味で“愛犬に寄り添う”とはどういうことなのか、一緒に考えていきたいんです」と佐保さんは語る。

 

 

種類は同じでも、犬は一匹一匹違う。だからこそ、「観る」のだ。

 

 

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ミルカラ

 

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