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日々のくらしになじむパン教室 Lily

 

パン。街のパン店の昔ながらのパンもいい。ショーケースに陳列された宝石のようなパンもいい。ここで紹介するLilyのパンは、日々のくらしになじむパン。ママの優しさがあふれるパン。子どもと一緒に作り、子どもと一緒に食べたくなるパン。

 

 

日々のくらしになじむパン教室 Lily(ひびのくらしになじむパンきょうしつ リリイ)は、湯河原の宮上地区にある。先生のいのうえゆりこさんは、結婚したのち、夫の実家がある湯河原で暮らすようになった。(ちなみに、夫の実家は宮上幼稚園)

 

 

2019年、自身に子どもが生まれた。「若いママや小さな子どもの役に立つ場所を作りたい」「子どもが生まれて初めて食べるパンが、ママの手作りだったらどれほど幸せだろう」そんな思いを胸に、いのうえさんは一念発起。勉強してパンの先生となり、教室を開業した。

 

この道○十年のパン職人!…ではないからこそ、生徒さんたちと同じ目線なのが印象的だ。初めてパンを作る人の気持ち、子どもを思う気持ち。「ここだけの話、失敗もよくします」と笑う。

 

パン生地は“我が子” かわいくてしかたないらしい

 

保存容器やアルミホイルなど自宅にあるものを使用して作る「米粉のドデカフォカッチャ」

 

あとはトースターにおまかせ!

 

“日々のくらしになじむ”と謳っているだけあって、Lilyでは家族がおいしく食べられるように安心安全な素材でパンを作る。自宅のキッチンで作れるように少ない道具、簡単な工程で作る。それでも本格的に仕上がる。「買うもの」と思い込んでいた類のパンが、自宅で簡単に作れるとは驚きだ。

 

 

かわいい“我が子”の撮影はもちろん自分で

 

一番人気は奥の「いちばんやさしいみるくしょくぱん」

 

「これから、この教室やオンラインレッスン、幼稚園や保育園などでの出張教室をもっと頑張っていきたい。そして、その活動をInstagramなどでもっと発信していきたい」といのうえさんは語る。

 

(画像提供:日々のくらしになじむパン教室 Lily)

 

ちなみに、いのうえさんは刺繍アクセサリー制作にも力を入れている。子どもと散歩していたときに見つけた野の花から着想を得たという。こちらでもイベントへの出展依頼が次々に舞い込んだり、ECで人気が出たりしている。

 

(画像提供:日々のくらしになじむパン教室 Lily)

 

なぜ、彼女のまわりにはこんなにも人が集まるのだろうか。大きな理由のひとつに笑顔がステキだということが挙げられる。凛としたたたずまいがあって、360°に笑顔の輪が広がっていく。何かに似ている…と思ったら、そうか、ユリの花だった。

 

「かぼちゃの丸パン」「かぼちゃドデカパン」「枝豆コーンパン」「サンタ・トナカイ・ツリーパン」「ほうれん草スティック」「あみあみあんこ食パン(今回はチョコ)」なども (画像提供:日々のくらしになじむパン教室 Lily)

 

日々のくらしになじむパン教室 Lily
ひびのくらしになじむパンきょうしつ リリイ

 

■住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上184
■電話:なし
■営業:※Instagramより要予約
■定休:※Instagramより要予約
■P有:10台(無料)(宮上幼稚園と共用)
■決済:現金
■情報:InstagramWebSiteiichiminneCreema

 

JR湯河原駅 徒歩22分
「湯河原駅」バス停 → 4分 → 「泉入口」バス停 → 徒歩8分

 

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