カジュアルカフェ WAKAFE

 

湯河原の名物といえば、魚介、柑橘。それも正解だが、今はこれだ。湯河原ナポリタンである。

 

 

カジュアルカフェ WAKAFE(ワカフェ)が生み出したこの至高の一皿を食さずして、湯河原ツウを名乗らせるわけにはいかない。

 

 

JR湯河原駅から徒歩4分、桜木公園の少し手前にWAKAFEはある。

 

客席は大きく2つの区域にわかれていて、手前は犬OKとなっている。「テラス席は犬OK」という店は多いが、屋内がOKなのは珍しい。暑い日や寒い日、雨の日には特に重宝されている。しかし、犬OKとはいえそこは飲食店。飼い主は規則を確認し、周囲に配慮しよう。

 

 

ちなみに、キッチンがある奥の席は人間のみOKの空間である。

 

 

WAKAFEの壁には芸術的な写真が掲げられていることが多い。実は、マスターの青木一休(あおきいっきゅう)さんは、その道30年以上のプロの写真家なのだ。彼自身の作品が並んでいることもあれば、親交のある写真家のそれが店内を彩ることもある。いずれにしても、一枚一枚じっくりと味わいたい作品ばかりだ。

 

ちなみに、ここに掲載されている写真は一休さんから提供されたもの。本人いわく「iPhoneでサラッと撮って送ったー」とのことだが、以下の料理の写真のようなものがサラッと撮れるのはさすがである。そして、Yugawara Manazuru PRの運営者としてはうらやましい。

 

 

WAKAFEのメニューはパスタやカレー、ハンバーグなど気取らないものばかり。さしずめ、現代版洋食店といったところか。その中で不動の人気No.1が、冒頭で紹介した湯河原ナポリタンである。

 

 

結論から言うと、湯河原ナポリタンには湯河原産柑橘の果汁が入っている。ナポリタン。誰でも一度は食べたことがある。記憶の中にその味の原形がある。しかし、湯河原ナポリタンはその先を行く。あなたが知っているナポリタンとは似て非なるもので、柑橘のさわやかな風味が鼻腔をくすぐる。そして、あなたのナポリタンの記憶を上書く。

 

 

 

 

湯河原ナポリタンに加えてカレーやハンバーグも食べたい人向けにプレートも用意されている。

 

 

カフェということで、スイーツやコーヒーのみの利用ももちろん可能だ。特に、15:00からのカフェタイム限定のメニューにも注目していただきたい。

 

 

湯河原に行ったらまずは湯河原ナポリタン。いつの時代も常識は変化していくものだ。

 

カジュアルカフェ WAKAFE
カジュアルカフェ ワカフェ

 

■住所：神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1-16-3 B1
■電話：050-8883-4302
■営業：ランチタイム11:00～15:00(L.O.14:30) カフェタイム15:00～17:00
■定休：(木)
■Ｐ有：5台(無料)
■支払：現金・カード・電子マネー・QR
■情報：Instagram

 

JR湯河原駅 徒歩4分