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真鶴ピザ食堂 KENNY

 

JR真鶴駅の正面にあり、とびきりおいしいピザが食べられる…だけじゃない。真鶴ピザ食堂 KENNY(まなづるピザしょくどう ケニー)には、とてつもない魅力が詰まっていた。

 

JR真鶴駅の改札口からわずか30秒のところに真鶴ピザ食堂 KENNYはある

 

ピザのメニュー表と看板があるココが出入口

 

本当にピザ“食堂”だった。カラフルな什器やオリジナルグッズが店内を彩り、カウンター席でもくもくとピザをほおばる人やテーブル席でおしゃべりする人がいる。週末には行列ができるほどの人気店だ。

 

ピッツェリアというより食堂

 

オリジナルTシャツが目を引く

 

KENNYを営むのは向井研介(むかいけんすけ)さん・日香(にちか)さん夫妻。さかのぼること2016年、二人は東京からの移住を検討していた。互いの地元をはじめ、日本各地を検討する中で、真鶴が目に留まった。

 

思い立ったが吉日、二人は真鶴を訪れた。「その日は大雨で、街には人っ子一人いなかった」と研介さんは苦笑い。でも、「細い路地や坂道、階段を歩くと、RPGの主人公になった気分で楽しかった」と振り返る。

 

その日にたまたま入ったカフェが二人の運命を決定づけた。研介さんがふと見ると、日香さんがその店の人やお客と楽しそうに話している。草木染めなどの共通の話題があったのだ。その光景を見て思った。「真鶴なら大丈夫だ」と。

 

現在の店舗から400mほど住宅街に入ったところに最初の店舗はあった (画像提供:真鶴ピザ食堂 KENNY)

 

移住してわずか半年、2016年12月に真鶴ピザ食堂 KENNYは開業した。そんな早業が可能だったのも「真鶴の人によるところが大きかった」という。真鶴町商工会に加入すると、あれこれと世話を焼いてくれ、次々に縁がつながっていった。

 

夏の風物詩「真鶴 貴船まつり」の神輿で盛り上がるKENNY前 (画像提供:真鶴ピザ食堂 KENNY)

 

時は流れて2020年、KENNYは現在の場所に移転した。子供が生まれたこと、造形作家でもある日香さん、ダーツ教室を主宰する研介さんそれぞれの活動場所を確保することなどがおもな理由だった。コロナ禍のまっただ中だったが、ここでも周囲の温かい応援に後押しされた。

 

KENNYの2階では研介さん主宰のダーツ教室が開催されている (画像提供:真鶴ピザ食堂 KENNY)

 

研介さんはフリーダイビングもおこなう 本当に真鶴の海が大好きだ (画像提供:真鶴ピザ食堂 KENNY)

 

日香さんには造形作家としての一面も (画像提供:真鶴ピザ食堂 KENNY)

 

現在、KENNYには20種類以上のピザが並ぶ。やはり、真鶴産の素材をふんだんに使ったピザが人気だ。干物や塩辛でも、研介さんの手にかかれば想像を超える逸品となる。

 

※スマートフォンの方はピンチアウトしてご覧ください (画像提供:真鶴ピザ食堂 KENNY)

 

「あじとうずわのマリナーラ」と「さばみりんとリコッタチーズ」のハーフ&ハーフ 魚の塩気が驚くほどピザに合う

 

研介さんのオススメを聞くと「生地!特にミミね!」という答え。「いや、そういうことではなく…」と言いかけると、「毎日、もっとおいしい生地をどうすれば作れるか考えてる。噛めば噛むほど味が出る、そういう生地」なるほど。

 

「生ハムと卵とマッシュルーム(S)」

 

定番「マルゲリータ(S)」

 

「本当はね、ピザの話よりも真鶴の話をしたい。真鶴への移住を考えてる人が来てくれたら、いくらでも話すよ。この街に希望を持ってくれた、心地よく暮らせるかもしれないと思ってくれた、あえて選んでくれた、そういう人たちには特にね。少なくとも、自分は真鶴に来て良かったから」

 

「マナ 真鶴 ~ハワイアンの夕べ~」主催・運営を担当しつつ最後はセンターで踊る研介さん

 

「真鶴に来て良かった」 (画像提供:真鶴ピザ食堂 KENNY)

 

丹精込めて作ったピザに、真鶴への愛をたっぷりとトッピング。真鶴ピザ食堂 KENNYに魅了される理由がよくわかった。

 

真鶴ピザ食堂 KENNY
まなづるピザしょくどう ケニー

 

■住所:神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴402-1
■電話:0465-68-3388
■営業:11:00~17:30 (金) (日)11:00~14:30
■定休:(木) ※ほかInstagramを参照
■P無:0台 (近隣にコインパーキングあり)
■決済:現金・カード・QR
■情報:InstagramFacebook

 

JR真鶴駅 徒歩0分

 

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