【2025年5月5日(月)】真鶴アートサイト(仮) オープンスタジオ 開催中 地域とアート関係者が協力して関係人口者の増加を
3日(土)~6日(火)の4連休、琴ヶ浜研修センター(真鶴町真鶴1160)で「真鶴アートサイト(仮) オープンスタジオ」が開催されている。
時間は11:00~18:00。入場は無料。主催は一般社団法人norと株式会社enigma。
同企画がスタートしたのは2025年1月。遊休資産となっていた建物を利活用し、今までにないキャンプスタイルの宿泊型文化施設を作っていくことを計画している。
今回のイベントはその第0回と位置付けられている。地域住民をはじめ、クリエイターやアーティストの意見を聞き、今後に活かしたいとしている。
今回展示されているのは、デジタルアートインスタレーション展示。Shuhei Matsuyama「Floating Scape」。
松山周平氏が真鶴を歩き、石や岩をスマートフォンのアプリで3Dスキャン。それを“デジタルな枯山水”として表現した。
「枯山水は岩を山に見立てたり、砂を水に見立てたります。この作品をどう受け取るかは受け手の自由。そう感じた感性と作品の要素を照らし合わせ、自分と作品の間で対話していただけたらうれしいです」
「ケープ真鶴と琴ヶ浜の距離は近いのですが、岩の形が違います。そのあたりも楽しんでいただけたらうれしいです」と、松山氏は語る。
主催の株式会社enigma CFO 久保陽輔氏は「美術という視点で見ると、真鶴は小田原・箱根・熱海などの導線の中に位置しています。アートをきっかけに関係人口者を増やしていければと考えています」と話した。
5日(月)16:00~18:00、トークセッションが開催される。松山周平氏、小林伸行真鶴町長をはじめ、個性豊かなメンバーが登壇予定。「テクノロジーアート」「ポップカルチャーのクリエーション」などの話題を取り上げる。
詳しくは、真鶴アートサイト(仮)のInstagramおよびウェブサイトを参照。