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【2025年4月22日(火)】タケノコ掘りと竹林整備WSを開催 イベントを通じて身近な森林に触れる

 

22日(火)、湯治宿かふね主催でタケノコ掘りと竹林整備WSが開催された。場所は宮上幼稚園裏の竹林。近隣を中心に7人が集まった。

 

 

 

中心となって活動した大神加奈子さんには、幼い頃にこの竹林で遊んだ記憶がある。「ここを整備して、子供たちが再び走り回れるようにしたいです」と語った。

 

 

この日はゲストとして酒井とおる氏が招かれた。静岡県沼津市などで活動している酒井氏は、「重機が入れないところが好き」というアウトドアの猛者。

 

 

そんな酒井氏からは、マダニ対策や斜面の歩き方などの指導があった。

 

酒井氏やDIY経験豊富な男性陣は竹林整備に取り掛かった。酒井氏が竹を手際よく切り倒す。男性陣は長さをそろえ、もともと横たわっていた竹とあわせて端に集めた。

 

 

酒井氏は竹林を見回し、「竹を間引いて光が入るようにすれば、ここはもっと豊かになるはずです」と話した。

 

 

一方、タケノコ掘りが初めての人もいた。「約15cm以内で頭を出しているタケノコを探してください」と大神さんが声を掛けると、みな足で地面を確認した。

 

 

通常、タケノコは動物に食べられてしまうことも多いが、幸いなことに多くのタケノコが“採り頃”を迎えていた。クワやスコップを使って掘り起こすと歓声が上がった。

 

 

「手付かず」=「良いこと」ではないこともある。人が適切に管理したした方が、森林が豊かになることもある。タケノコ掘りというイベントを通じて、身近な森林について考える貴重な時間となった。

 

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