【2025年4月20日(日)】岩殿観音で例大祭を開催 伝統を受け継ぎ子供たちへつないでいく
20日(日)、岩殿観音例大祭が大光山岩殿観音菩薩の観音堂(熱海市泉中沢)にて開催された。
天候が心配されたが、薄日が時折差す外出にはちょうどいい陽気となった。祭り日和となったことも手伝い、会場には地域住民を中心に約300人が集まった。
13:00過ぎに神事が始まると、周辺は荘厳な空気に包まれた。
その後、泉子ども会のメンバーが太鼓の演奏を披露した。子供たちは日頃の練習の成果を発揮し、演奏のたびに温かい拍手が沸き起こった。おそろいの法被の赤が、森の緑と調和する様子も印象的だった。
直会(なおらい)の乾杯の発声時には、先日の第109回日本選手権10000mで優勝した鈴木芽吹選手(熱海市泉出身)の名前を挙げ、次の世代に伝統を受け継いでいくことを確認し合った。
こうしたイベントはもはや風前の灯火といえる。まずは、先達の“受け継ぐ”という意志こそが、地域のイベントの要であると感じた。
焼き鳥を焼いて振る舞った青年部のみなさん、食事の準備に奔走した女性陣のみなさん、受付や神事に従事したみなさん、お疲れさまでした。
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