【2025年4月8日(火)】美容室のärCHが開業5周年 6年目もひとりひとりに居心地の良い空間を
4月1日(火)、美容室のärCH(真鶴町真鶴449-1)が開業5周年を迎えた。お話をうかがったのは、スタイリストの百合草薫さん。
「セラピストの春ちゃん(青木さん)とärCHを始めたのですが、もし私1人だったら始められなかったと今でも思っています」と、百合草さんは開業当初を振り返った。
「今のお店に引っ越すときも街の人にたくさん応援してもらいましたし、今、一緒にやっているスタイリストの相馬さんにも感謝しています」
百合草さんから次々に出てくる言葉は、支えてくれた人に対する感謝だった。
ärCHが開業してわずか6日後、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう緊急事態宣言が発令された。「大変だった」と苦笑いしながらも、「ärCHの1対1のスタイルが合っていた」とも話した。
5年間で大切にしてきたことを問うと、「マンツーマンなので、その人に合った居心地の良い空間を作ること」という答えが返ってきた。「お客様が話しやすい、居やすい空間を意識してきました」と。
丁寧な施術と接客は評判とさらなるお客を呼び、現在の路面店へ移転すると、それはさらに加速した。「LINEで5周年のおしらせをしたところ、『おめでとう』という反応がたくさんありました」。
日頃の愛顧に感謝するため、ärCHでは4月中に来店した人に粗品を贈っている。8日(火)時点で約8割の枠が埋まっているとのことなので、予約を考えている人はお急ぎいただきたい。
5周年ということで、4月の55人目のお客には“バージョンアップした粗品”をプレゼントするという。それが何かは残念ながら教えてくれなかった。ちなみに、8日(火)で34人目だった。
「(接客に加えて)カラーのことや髪形のことも勉強し続けて、新しいことにも挑戦していきたいです」と百合草さんは6年目を見据える。
「これからも、しっかりと準備してお客様を迎えたいです」と結び、百合草さんは再びハサミを握った。