【2025年3月30日(日)】2025湯河原温泉オレンジマラソン 開催 2500人が桜満開の湯河原を疾走
30日(日)、2025湯河原温泉オレンジマラソンが開催された。今回で33回目。
前日までの雨が上がり、スタート時点で気温8℃、風速5m以下と絶好のマラソン日和となった。
9:30には町内に交通規制が敷かれ、開会式が始まった。その中で、内藤喜文湯河原町長は「湯河原町の自然や街並みを楽しみながら、完走を目指していただきたいと思います」と挨拶した。
招待選手として明治大学体育会競走部から脇坂耕平選手と成合洸琉選手が参加することが案内されると、マラソン・駅伝ファンから歓声が上がった。
湯河原温泉オレンジマラソンには3km、5km、10kmの部があり、部門よってはペア参加やファミリー参加の姿もあった。
定員である2500人が参加することが発表されると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。
定刻どおり、10:00に号砲が鳴った。10kmの部では脇坂選手・成合選手が圧巻の走りを見せ、ファンを沸かせた。
ランナーにはそれぞれの目標・目的がある。自己記録更新を目指す人をはじめ、仲間と談笑しながら走る人、親子で手をつないで走る人、かぶりものをして走る人など、さまざまな姿があった。
沿道にはすべての選手に声援を送る人の姿が多くあった。温泉街・湯河原らしい温かいマラソンイベントといえる。
湯河原温泉オレンジマラソンは、部門ごとにスタート位置とコースが異なる。
しかし、ゴールゲートは共通の場所となる。最後の角を曲がるところで出迎えてくれるのが、千歳川沿いの桜並木だ。ほぼ満開となった桜に背中を押される形でのゴールとなる。
東京から参加した20代の男性は「沿道の声援と満開の桜にパワーをもらいいました」と笑顔で話した。
最後に、関係者のみなさん、本当にお疲れさまでした。