【2025年2月16日(日)】港喫茶 ペペコーヒー 店内に伝言板を設置 新しい“物語”が生まれる予感も
2月上旬、港喫茶 ペペコーヒー(真鶴町真鶴965-23)に突如として伝言板が設置された。
その理由について店主の松木一平さんは「常連さん同士の伝言が僕に預けられることが多く、頭がパツパツになってしまったため」と苦笑いながら話してくれた。
ペペコーヒーは地域の憩いの場となっている。地域のさまざまな情報や困りごと、お願いごとなども同時に集まってくる。そこで、それをお客自らが書き留めておくことができるよう、伝言板を設置した。
具体的な“モノ”があると、そこを起点として新しいコミュニケーションが生まれるという。実際、金継ぎ修理を発注した人と受注した人のやり取りが残されていた。内容は松木さんが確認しており、個人情報などには配慮されているとのこと。
「今後、例えば、『地域の困りごとが貼られて(書かれて)、それを解決できる人が答える』といった動きが出てくるかもしれない」と松木さんは予想する。「ドラマチックな新しい“物語”が生まれるかも…」とひそかに期待もしている。
ひとつの伝言板から何かが生まれるかもしれない。ちょっとワクワクする話だった。
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