【2025年1月3日(金)】2025年の幕開けを各所から中継 城願寺・五所神社・貴船神社・吉浜海岸の様子は?
2025年が始まった。年越しから初日の出にかけての各所の様子をお伝えする。
2024年12月31日(火)23:45、城願寺(湯河原町城堀)。敷地内ではたき火が存在感を示していた。周囲にはベンチが置かれ、静かに新年を待つ人々の姿が見られる。
おでんなどの振る舞いもおこなわれ、その温かさに思わず笑みがこぼれる様子が印象的だった。
また、この日は鐘が開放され、自由に除夜の鐘をつくことができた。1回1回の鐘の音が、新年までの時間を刻む秒針のようだった。
2024年12月31日(火)23:55、五所神社(湯河原町宮下)。続々と初詣の参拝者が集まり、本殿の前には列ができる。若者の集団が自然とカウントダウンし、「ゼロ!」の声とともに境内には太鼓が鳴り響いた。
並んでいた人々から拍手が起こり、「あけましておめでとう!」という声が飛び交った。参拝に訪れていた女性は「紅白歌合戦でのMISIAの力強い歌声に感動した。私も1年を力強く過ごしていきたい」と語ってくれた。
2025年1月1日(水)0:30、貴船神社(真鶴町真鶴)。参拝者の列は途切れていたが、そんな中でこちらも若者の姿が目立った。旅行者と思われる一団や、偶然顔を合わせた同級生と昔話に花を咲かせる人などがいた。
貴船神社には108段の本小松石の階段がある。そこに沿って並ぶちょうちんが、幻想的な風景を作り出していた。
2025年1月1日(水)6:50過ぎ、吉浜海岸(湯河原町吉浜)。初日の出を拝むため、砂浜には500人ほどが集まっているだろうか。太陽が昇ると、手を合わせる人や記念写真を撮る人の姿が見られた。
この日は雲ひとつない快晴で、初日の出を満喫した人々の表情は一様に明るかった。
あらためて、2025年がみなさんにとって素晴らしい1年になりますように。